桜井和寿とゆず。寺岡呼人ソロ10周年を祝うGCにこれ以上の人選はない。彼らはそれぞれの節目に最高の出会いを果たしたからだ。寺岡が10年を凝縮した4曲を歌う。桜井との共演では深く強い絆を見せる。ゆず参加のブロックでは4人の表現力に渋谷公会堂がため息をつき、「星になれたら」「フォーエバーヤング」と新旧の共作が輝きを放った。常に相手に花を持たせる。そんな寺岡に3人が贈ったのは短く美しい歌と大きな花束だった。
 ゆずの2人と桜井は似てるところがある。僕はそう思っていて、彼らが共存してる様子を見てみたかったんです。桜井とは久々に一緒にステージをやる、そういう意味での再会でもあったし。それでまずそれぞれに出演依頼の電話をして、そうしたら桜井のほうから「呼人君の家に一回集まることから始めたほうがいいんじゃないかな」と。当日、僕はギターを人数分用意して、表の道へ迎えに行ったんですね。まず桜井がアコギのハード・ケースを持って現れて、すぐに北川君と岩沢君もギターを持って来て。感動しましたね。それは当たり前かもしれないけど、意外にできないことのような気もするんですよ。そこがちゃんとしてないと、いざという時にちゃんとしたことはできないというか。
最初、3人はまだ完全には打ち解けるまで行かなくて。「じゃあ僕が作ったチキン・サラダでも食って、今日は終わろうか」となった時に、その場にいた僕の同級生のケイスケが長渕剛を歌い始めたんです。それに合わせて岩沢君が演奏を始めたら、みんな盛り上がっちゃって。結局、夜中の1時ぐらいまで歌いっ放し。それがすごく楽しくてね。中学とか高校の時、友達の家で遊びで歌うような。その楽しい感じのまま本番へ行けて、だから無理矢理集められた感が全くなく、自然に10周年ライヴを迎えることができました。  
新曲も作りましたね。「妄想満月」はあの後にミスチルの「sign」のC/W になって。それからサプライズがあったんですよね。桜井とゆずが花束と曲をプレゼントしてくれて。でもね、そこで泣いちゃうと何か「ここまでお疲れさまでした」みたいな感じになっちゃうので泣いたらいけないなと(笑)。それよりは「本当にありがとう! これからもお互いに頑張ろうよ」みたいな。そういう気持ちのほうが大きかったんだと思いますね。
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EN-1:競争(はし)る為にだけ生まれてきた訳じゃねぇ EN-2:星になれたら EN-3:フォーエバーヤング
Title : Golden Circle
2010/10/20 Release
TFCC-86336 定価:3000円(TAX IN)