人間の声とはここまで破壊力があるのか。真摯に歌を届けたD.W.ニコルズ、本物の歌で唸らせたK、ア・カペラの楽しさ、すごさを伝えたRAG FAIRと寺岡。そしてSTARDUST REVUEはその完成度の高さで会場を茫然とさせた。根本要の圧倒的な表現力。緻密で荘厳なコーラス。それどころか観客をブートキャンプ風体操に巻き込んでしまう。敷居は低く、志は高く。ライブバンドの極意を見せたスタレビにより、GCの可能性は無限に広がった。
 このvol.13は良かった。今までにないGCになりました。僕が司会を務めるNHK-BSの『WEDNESDAY J-POP』にSTARDUST REVUEが出た時に「うわ、すげえ! この人達はバンドだ!!」って。ホント間髪入れずに声をかけて、すぐにOKを頂きました。  
スタレビと言えばハーモニー。ハーモニーと言えばRAG FAIR。そして親交はあったけど共演する機会がなかったK君と若手のD.W.ニコルズ。その顔ぶれは決まったものの、何だか雑多なかんじがして、じつはリハーサルが始まるまで不安だったんです。  
そうしたらまずK君が歌を完璧に憶えてきて、スタレビの岡崎昌幸さんがア・カペラのアレンジをやってくれて、パートごとにデータを渡してくれたりして。まわりのそういう姿勢に打たれて、自分も動かされたんですよ。  
初日の東京・品川ステラホール。いきなりスタレビのライヴバンドとしての真骨頂を見せられましたね。僕もRAG FAIRも「すごい!! 俺達、まだまだだなー!!」って突き動かされるところがあった。この初日を終えて、みんなが一体になれて、大阪公演を迎えられました。スタレビさんにオンブにダッコというvol.13でしたね。  
意外だったのは、根本要さん達は自分達の曲が締めに来るというイベントを、あまり経験してないらしくて「これがラストでいいの?」って心配してたこと。実際やってみて曲が最大限に生きて、しかも出演者がガンガン参加する演出が新鮮だったみたいで、すごく喜んでくれました。  
30年近く活動しているバンドのすごみ。J(S)Wはあくまでも再結成で、それと続けてるバンドのグルーヴはやっぱり違う。それとスタレビの方の真面目さって言うのかな。他のメンバーの方とも打ち上げで話せて、みんなすごく参加してくれたし、いろんなところを見てた。そういうひとりひとりの思いやりにもすごく感動しましたね。
【D.W.ニコルズ】キポン/愛に。/世界王者(with寺岡呼人)
【K】ONE LAST CRY/Only Human/Traveling Song/LOVE FREAK(with寺岡呼人+w/Key 上杉洋史+D.W.ニコルズ)/星になれたら(〃)
【寺岡呼人】パパ(w/上杉洋史)/明日に向って走れ!(w/Key上杉洋史+D.W.ニコルズ)/PARADE(with土屋礼央+w/上杉洋史+D.W.ニコルズ)
【RAG FAIR】ボヘミアンラプソディー/全員がヒーロー/メリミー!!/ラブラブ なカップル フリフリでチュー(with寺岡呼人) 【根本要+寺岡呼人】木蘭の涙 
【STARDUST REVUE】今夜だけきっと/愛の歌/ブラックペッパーのたっぷりきいた私の作ったオニオンスライス 
【ALL CAST】と・つ・ぜ・ん Fall In Love/東京ブギウギ  EN-1トワイライト・アヴェニュー/EN-2夢伝説
Title : Golden Circle
2010/10/20 Release
TFCC-86336 定価:3000円(TAX IN)