ムッシュかまやつが参加した、その名もムッシュ寺田が伝説を残す。まずは寺田が自らのバンドをネタにしたジングルで爆笑させ、♪まねきねこダック〜と口ずさむ観客を続出させる。そしてムッシュが寺田と組んだ時、寺田のとても素直な声の魅力も明らかになった。「やつらの足音のバラード」の雄々しいコーラス、「バン・バン・バン」の爆笑ダンス。忘れられない名珍場面と、ムッシュの飄々とした笑顔と、底知れない音楽性に触れた夜だった。
 この時期にGolden Circleをやりたい。ちょうどそう思ってた時に、その年のSUMMER SONICで審査員をやったメンバーでイベントをやらないかという話が来て。「じゃあ僕の日はGCでどうかな」と。まず僕がサマソニで選んだWho the Bitch、久々に奥田民生君と寺田、そしてムッシュかまやつさん。大きな意味でロックなGCにしたかった。で、UNICORN、J(S)Wの先輩はGSじゃないですか(笑)。でもGS世代で声をかけたいと思う人はかまやつさんぐらいしかいなかった。もう存在自体がロックという人ですからね。  
民生君との打ち合わせでは、前回の楽曲を持ってきて「こういうジングルやったよね?」と話してたら「じゃあ全部ジングルにしようか」と(笑)。せっかく復活したからUNICORN、J(S)Wのネタ、大ヒット曲、流行ってるCMと考えていったら、何故か最後はまねきねこダックに…(笑)。さすがの俺達も笑っちゃいましたね。でもそれは民生君と一緒じゃないと出せない空気なんです。もう45歳なのにすごいと思う(笑)。音楽界のタモリさん、所ジョージさん的な存在ですね。  
寺田が相当荒らした後に(笑)、最後にかまやつさんがパーッと出てきて、お客さんが「すげえかっこいい…」と反応する。打ち上げでも民生君も「かまやつさん、すげえいい!」って連発してたし、そういう場を作れたことは主催者冥利に尽きました。  
そして10周年を飾るvol.15。お祭りであり、総決算であり、Golden Circleが未来へ向かう船出の日でもあります。vol.15は日本武道館で開催されますが、また小っちゃいライブハウスでやってもいいし、キャスティングによっては武道館でやってもいい。要は規模ではなくて、このメンバーだからここでやるという価値をもっと見せたいんです。そうやってGolden Circleはフレキシブルな個性を失わず、有機的にやっていきたいですね。
【Who the Bitch】 Hi! Jack!/Satisfaction de No reaction  sweet baby ダーリン(with寺岡呼人)/Superstar
【寺田】 22才の別れ/すてきな夜空/働く男/ヒルズ/大迷惑/クリストーマス/拓郎/アフラック/妹〜平井堅〜クリストーマス/マイジェネレーション/イージュー★ライダー/モニカマン  (夢の中ダック)/22才の別れ(2)
【ムッシュかまやつ】 二人でお茶を/コットン・フィールズ/どうにかなるさ(with寺岡呼人)
【ムッシュ寺田】 ノーノーボーイ/ゴロワーズを吸ったことがあるかい/あの時君は若かった/やつらの足音のバラード EN-1我が良き友よ/EN-2バン・バン・バン
Title : Golden Circle
2010/10/20 Release
TFCC-86336 定価:3000円(TAX IN)